所有権付き
この物件は所有権付き。 この価格帯でセカンドハウスを探そうとすると建物の築年数が古く、 雨漏れ、外回りや窓の腐り、シロアリ被害など、 大規模な修繕が必要になってくるものが多い。 また、傾斜地に建っていることも多く、鉄骨などで人工地盤を作ったりするので、 海が近く、塩害がある当該地では鉄の寿命も気になるところだ。 この「連続窓の家」は窓からは海が見えない、自分で駐車場の確保が必要、多少の階段がある、 庭先がお隣さんであるなどのマイナスポイントがあるものの、 建物本体のデザイン性の高さ、コンディションの良さ、 住み心地について目を見張るものがあったために、 取材をさせて頂いたのである。

外階段が40段程
外階段は40段程上がったところが「連続窓の家」 スクーターの停車している場所には軽自動車程度は停車出来そうだが、 右側土地所有者の方の所有権も含まれるので協議が必要だろう。 道路の反対側にも空き地があるので、その所有者さんに掛け合ってみるのも、 手かもしれない。坂を少し下った場所にも停車スペースはあった。

アプローチが奥ゆかしさを感じさせる
外階段にはコケが生えていたが、スクレーパーで簡単に取ることは出来る。 最近の家は道路から直接、玄関に入ることが多いが、この「連続窓の家」 のようにアプローチがこの位あったほうが奥ゆかしさがあって良いと思う。 若いうちは、、、 玄関までの途中にはポストとインターホンがあり、 不必要な外来者はプライベートエリアの手前で対応することが出来る。 後ろのお宅は定住されているとのこと。人家がまったく無いよりも、 何かと心強いものだ。

素直な間取りで通風や採光が良好
各部屋が南側向きの素直な間取りで通風や採光、採風が良好である。 従って、セカンドハウスにありがちな湿気によるカビ臭さもないのだ。 草を刈ってある部分は隣地となる。自主的に草を刈らせて頂いているという。

機能から産まれたデザイン
奇をてらったデザインではなく、機能から産まれたデザイン性を感じるフォルム。 従って建物が素直な長方形であることから、地震などの揺れも強く、 余計な凹凸も少ないので雨漏れの危険率も減る。

気遣いが感じられるデザイン
玄関ポーチはアルコープになっていて、雨でも傘をたたむことが出来る。 天窓も付くことで、暗くは無い。玄関に入ると、右手に長い手摺代わりになる棚があり、 気遣いが感じられるデザインになっている。左側の白い扉には大容量の下駄箱。

オブジェのような階段
上り下りだけする為だけの階段にデザインを取りいれた。 機能していないときにもオブジェのように佇む。

玄関横の部屋も二方向窓
ユーティリティースペースにはシンプルな洗面ボウルと鏡が付き、 朝や一日の終わりを楽しく迎えることが出来る。薄い壁の一枚向うには洗濯機が 隠れていて、雑然としがちな空間を程よく遮っている。 屋外に出られる勝手口ドアには網戸が付いているので夏は通風も取れる。 浴室は手入れの楽なユニットバスを採用。借景が味わえる。 夜は外にライティングをすることで露天気分も味わえそうだ。

トイレと洗面ボウル
トイレと洗面ボウル

主寝室
開放的な主寝室

ゲストルーム
落ち着きあるゲストルーム

勾配天井が伸びやかな縦方向を生み出すLDK
セカンドハウスとして活用中な為に少しだけ生活感が溢れているLDK 勾配天井が伸びやかな縦方向を生み出し居間と連続した座敷が奥行きを演出する。

特徴的な連続窓
連続窓があたかも外と一体であるかのような部屋を生み出している。 窓の下には長いベンチがあり、天気の良い日にはクッションを置いて読書に耽りたい。

生活のBGMに小鳥のさえずりはいかがですか
取材中には小鳥のさえずりがまるで癒しの音楽にように聴こえて来たのである。

お金をかけて作られています
この「連続窓の家」はお金が掛かってます。IHクッキングヒーター、食器洗い洗浄機、 人造大理石キッチン、同時給排気換気扇（多分）、おまけに床暖房が入っている。

建築士のこだわりと施工の丁寧さを感じます
建築士のこだわりと施工者の丁寧なつくりがディディールに伺うことが出来る、 この「連続窓の家」は建築士事務所の設計監理の元で作られたので通常の建築費の他に 設計監理料が別途ウン百万円掛かっていると予想されます。

万が一のためのコンクリート
建物外観。建物裏側が斜面な為、万が一、土砂が崩れてきても大丈夫なように、 コンクリート基礎を1階の壁の高さまで立ち上げて防ぎます。

仲介は施工者なので安心です
こちらの仲介を手掛ける会社は実はこの「連続窓の家」の施工者さん。 なので購入後でも安心して相談が出来るのである。